猫の散歩はどうするの？
妻が猫好きで、今現在我が家では計7匹の猫を飼っています。すべて野良猫で、ほとんどが家の近所をうろうろしていたものを拾ってきた猫たちです。その中でもひときわ体格がしっかりしていて筋肉質、動きも機敏なのがこのソックスです。野良猫時代はかなり暴れん坊で、他の猫を追い掛け回してはケンカばかりしていました。その習性が残っているのか、飼い猫となってからも、他の猫にちょっかいを出して襲い掛かったり、追い掛け回して噛みついたりしています。
そんな乱暴なソックスですが、なぜか猫好きの妻ではなく、どちらかというと犬好きの私にとても懐いています。イスや床に座っていると、私の膝の上に乗ってきて気持ちよさそうに眠ります。ついつい一緒に自分も眠ってしまうことが多いです。また飼い猫なので家の外には出さないのですが、外にお散歩するのが大好きです。お散歩とはいっても、そのまま出すと逃げてしまうので、私がだっこして家の前を軽く散歩します。長いシッポをゆっくりと振りながら、とても気持ちよさそうに満足しています。ただ、私が休みの日などは、何度も外に出たがり私を誘ってくるので、ちょっと困ってしまいます。
あと少し…もうちょっと一緒にいたい…
私が社会人になってすぐに実家でこたろうを飼い始めたのですが、2年目に転勤で地元から離れて東京に行くことになったのでこたろうと一緒に過ごすことができませんでした。仕事を辞めて地元に帰ってきたのですが、すぐに一人暮らしを始めたのでこたろうにはあまり会えず、帰省した時に母と一緒に散歩に行くくらいでした。
先日、母からこたろうの様子がおかしいと連絡がきて、病院に連れて行っていろいろ薬も試したけどダメだったから手術をするとのことでした。お腹を開いてみたところ、膵臓癌が進行しており摘出できる状態ではないからそのまま閉じたらしく、母もかなり悲しんでいる様子でした。獣医さんからどれくらい持つかわからないから覚悟しといてくださいと言われたようで、私も万が一のことが起きる前に会いに行くことにしました。
私が部屋に入ると私の後ろをずっとついてきて、それまで数日間何も食べていなかったにもかかわらず私の手からご飯を食べました。私はあまり一緒に過ごせていないのにこんなに私のこと好きだったのかと嬉しくなりました。かなり痩せてきていて、先が短いことがわかるのでなるべく一緒に過ごす時間を増やしてお互いの良い思い出を作ろうと思っています。
もう連れて行かないよね･･･ どうぶつびょういん･･･
空（くう）ちゃんは実家で飼っている19歳のおじいちゃん猫です。以前は数ヶ月に一回実家に帰省していたのですが、最近はコロナ禍でなかなか帰省できていません。久しぶりに帰省すると、わたしの姿を見ると逃げてベッドの下に隠れてしまいます。というのも、数年前、空ちゃんが食事を食べなくなり、ぐったりと調子が悪そうにしていたので病院に連れていかなきゃと思い、嫌がる空ちゃんをキャリーケースに入れ、動物病院に連れて行ったのが私なんです。
獣医さんにはもう少し遅かったら危なかったと言われ、しばらく点滴をして回復しました。それ以来とても元気で病院にもかかっていないのですが、私が帰省するとまた病院に連れていかれると思うのか、逃げてしまうようになりました。私の母には「お姉ちゃん(私)は命の恩人なのにね〜」と言われて笑われます。それでも“ちゅ～る”だけは私の手からも食べてくれます。ちゅ～るの威力はすごい！
現在は人間の年齢で換算すると８０歳を超え、帰省するたびにこれでもしかしたら会えるのは最後かも知れないと思いつつも、その期待を裏切って元気な姿を見せてくれる空ちゃんです。いつまでも長生きしてほしいと思っています
ドッグランに行けば大喜び
愛犬のノエルと5年11か月暮らしています。この子は体重8.5kgの小型のミックス犬ですが、遊び方が大型犬のように豪快で元気いっぱい！ドッグランに行けば大喜びで駆け回り、ボールを投げれば全速力で取りに行きます。足も速いです。セッターやボーダーコリーに追い付かんばかりの勢いです。あまりに駆け回るので、たまに足の調子が心配になりますが、いたって元気にしています。笑顔も見られるので飼い主も嬉しくなってしまいます。芝生に体を擦り付けるのが好きで、ゴロンゴロン、たまにはガシガシと、体中が芝だらけになりますが可愛いので良しとしています。体が汚れないように服を着せるとテンションが下がって不満そうな顔をするので、そのまま遊んでいいよ、とついつい脱がしてしまいます。
台風の際に一緒に避難を経験しました。避難所の職員の方がとても快く犬も迎え入れてくれました。ノエルも非常におとなしくしていてくれて助かりました。避難先では長い時間過ごしました。小さいお子さんも居て、退屈して飽きてしまったのかウチの犬を見に来たり触ったりしていました。そんな中でも嫌な素振り一つ見せず、小さい子に体を触られるままになっていました。みんなの気持ちを癒してくれたノエルを誇りに思いました。
白黒のハチワレ。ちっちゃな美人猫
前の猫を亡くして永遠に癒やされない悲しみに沈んでいたときに、知り合いから、母親に捨てられた子猫を保護して育てている人がいると聞き、ひと目見て引取りを決意しました。白黒のハチワレ。ちっちゃな美人猫でした。シャンシャンと名付けて新しい家族になりました。
それから３年以上経ちましたが、一度だけ偶然開いていた窓から外に逃げ出したことがあります。夜中のことでした。朝起きたらシャンシャンはいませんでした。あのときの絶望感は、猫を飼ったことのある人ならわかるでしょう。もう仕事どころではなかったです。喧嘩するかもしれないし、事故にあうかもしれない、戻ってこれなくなったら…と考えると目の前が真っ暗になってしまいました。必死に家族で近辺を捜索しました。そしておそらくシャンシャンが出ていって１２時間後、避妊手術済のメス猫の行動範囲は半径１００メートルまでとネットで調べて、もう一度捜索にでた直後に隣の家とのあいだを歩いているシャンシャンを奇跡的に発見しました。彼女もこちらに走ってきて胸に飛び込んできてくれました。ものすごくトイレがしたかったのにずっと我慢していたようです（笑） 忘れられないエピソードですが、絆は深まったような気がします。もう家出しないよう戸締りはしっかりしています。
長生きしてね。
１０年飼っているロングコートチワワのコロンちゃん。初めて出会った時はペットショップで２０匹くらいの子犬の中でシッポを振ってこっちをジーッと見つめていました。どの子にしようか迷っていた時に、ずっと目が合っていたコロンちゃんにしました。シーズのミミちゃんは２年前から飼い始めて、二人の相性が合うか心配でしたがバッチリでした。大人しいミミちゃんと違い活発で元気。
少し臆病で、よく吠えてしまうコロンちゃんでしたが徐々になれてきて少しおとなしくなりました。でも、とっても食いしん坊で、ミミちゃんのご飯が残らないかじーっと見つめていて、ミミちゃんが食べ終わると、そのお皿を綺麗に舐めていました。沢山ご飯をあげても、いつも何か食べたいコロンちゃん。
少し面白い行動をする時があります。後ろ足を浮かして前足だけで歩いたり、自分のシッポを追いかけてクルクル回ったり、何だか面白いです。１０歳になり、来年11歳。最近はシニア犬になってきたので、白内障で少し目が見えにくく、色んな所にぶつかります。そんな時は切なくなります。まだまだ長生きして欲しいのでこれからもまだまだ元気でいてね。
