ミックス犬が話してくれた、食いしん坊の熱い思い!
ひめちゃんといいます。おてんばで元気いっぱい、おしとやかな⼥の子とは⾒られないのが残念︕出会いは6 年前、公園に散歩に⾏った時にボロボロになった子⽝を拾ったことでした。紀州⽝と柴⽝のミックスです。
そんなひめちゃんは、とっても食いしん坊。普段はあんまり言うことをきいてくれませんが、ご飯を待つ時だけはずっと大人しく待っていてくれます。「よし︕」と声がかかるまでは、つぶらな瞳を輝かせていつまでもジッと待っているんです。エサをほおばる姿が本当に嬉しそうで、⾒ているこっちも幸せになり顔がほころんでしまいます。
⾃分の食事が済むと、今度は私達のところにやってきて、ジッと様子を伺っています。ひめちゃんの視線を受けると、くすぐったい感じがします。しばらく放っておくと、ひめちゃんがモゴモゴしゃべり出すのです。なんとも切なそうに押し出す様な声で、う〜わぉ〜んわお〜んと。まるで「ねえ、ちょっとでいいから私にもその美味しそうなものちょうだいよ〜、ねえねえ〜」と言ってるみたい。鳴き方があまりにも面白くて、いつも大爆笑してしまいます。
「食べるの︖食べたいの︖」「うぉ〜ん」、
「ほしい時はなんて言うの︖」「わお〜ん」
とひとしきりひめちゃんとの会話を楽しんで、⽝が食べても良いものだけちょっとあげると、ちぎれそうなほどしっぽを振って嬉しそうに食べてくれます。
ひめちゃんとのやり取りが、日々の私の疲れを癒してくれます。