南のつばさの ブログ 

みんなのペット紹介・お気軽アンチエイジング

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のどが渇く前に水分補給!

マスク着用での外仕事は息苦しい!! 

  今年の夏はほんとうに大変ですね。コロナと熱中症対策を同時にしなきゃいけません。マスクをしていると、のどの渇きが分かりにくいため、水分補給が遅れる危険もあります。こまめに水分を取ることを忘れないようにしましょう。

 気をつけたいのは水分の取り方。スポーツドリンクや清涼飲料水にはけっこうな糖分が含まれています。間違えると「ペットボトル症候群」を引き起こすことがあります。100mlあたり5g~10g前後の糖分が含まれているものが多いといわれています。角砂糖は1個約4gです。もし、1リットル飲めば、角砂糖を10数個から25個を食べているようなものです。軽い気持ちで飲んでいるうちに、予想以上に糖分を取ってしまう危険性があるのです。

 暑いからといって1日に数リットル近い清涼飲料水を飲めば、たくさんの糖が一気に体に入り、一時的にインスリン不足に陥り、血糖値が急上昇します。血糖値が上がるとノドが異常に乾き、さらにガブ飲みするとさらに血糖値が上がり、悪循環に陥ります。トイレの回数が増え、急性糖尿病の症状が現れることがあります。ひどい場合は意識がもうろうとし、倒れてしまいます。

 そこで、スポーツドリンクや清涼飲料水を飲む時は成分表もチェックしてください。カロリーオーバーにならないように、甘味料を使ったゼロカロリーやカロリーオフのものを選ぶのも一つの選択肢です。この甘みはどこから来るのでしょうか。これらはアスパルテームという人工甘味料ステビアという天然甘味料で、食品添加物になります。カロリーはゼロに近く極めて低いですが、甘さは砂糖の数十倍、数百倍のものもあります。それらが添加されていて甘さを感じるのです。

 カロリーオフだからと言っていつも飲んでいると、今度は甘さに慣れてしまい、味が薄い飲み物はおいしくないと感じるようになってしまう恐れがあります。結局、満足するために糖分の摂取が増えてしまうこともあるので要注意です。

 このようなペットボトル症候群はどの世代でも増えています。予防法は、糖分の多い清涼飲料水のガブ飲みは避けることです。しかし、水分補給は重要なので、水やお茶など糖分のないものを積極的に飲むように心掛けたいですね。熱中症の予防には適度な塩分補給が必要です。汗で排出されたミネラル(塩分)は適度にスポーツドリンクで摂取できます。でも、いつでもガブ飲みするのは避けましょう。塩あめや梅干しをつまんで水やお茶とともに補給する方法もおすすめです。