南のつばさの ブログ 

みんなのペット紹介・お気軽アンチエイジング

おっとりバミさんが激おこ!

f:id:skyblue77:20191017153719j:plain

見張り中のバミさん

  もともと近所の野良猫だったハチワレネコのバミさんは、いつからか家を覗きに来るようになり、そのうちベランダの手すりに乗ってあたりを見張るようになりました。何度かごはんを与えるうちに我が家の一員になったものの、 遠慮がちに部屋の隅っこに座るおとなしい子という印象 でした。バミというのは小学生の子供がつけた名前で、いつも家の中を覗いているから「ヤバいねこ」、 「ヤバみがある」からバミだそうです 。へんなの。


  そんなバミさん、今年の桜が咲く時期にいつものベランダの手すりの上で見張っていると、 急に大声を上げて裏の駐車場に飛び出して行きました。見ればバミさんよりひとまわり大きな茶猫が縄張りに入ってきているのです。普段は穏やかで滅多に怒らないバミさんなのに 、この日は激おこ状態です。 バミさんは大声で猫語の文句を垂れながら茶猫を追い詰めていきまし た。戦ったら多分負ける。それでもいかなきゃ。縄張り
を守るためにゃ!とにかく物凄い勢いでぐいぐい行きます。追い詰められた茶猫も バミをにらみ返します。2匹は路地裏に走り込みあっという間に姿 が見えなくなりました。 けたたましく争いあう声だけが聞こえ、 急に静かになりました 。 心配になりみんなで バミさんを探しました。どこにもいない。 大怪我していたらどうしよう・・・ こんなことは初めての出来事です。 息子も 泣きそうな声で呼びかけます 。 やがてパパがバミさんを見つけました。バミさんは家の前に凛として立っていました。撃退したようです 。 あちこち毛が抜けボサボサになってしまいました。 心配したよ! 縄張りってそんなに大事なの? もう野良猫じゃないのに。


  その日から2 日ほど寝込みました 。もう若くはないんです。ぐったりと疲れたみたい。ごはんもろくに食べず雑巾みたいになってずっと寝ていました。しかしある時ムクッと起き出しまた見張りを始めました。 「 あいつがくるからにゃ・・・」と。

f:id:skyblue77:20191017154516j:plain

ご飯をたらふくいただきました