こたろうとの、春の陽だまりのような日々！
キジ猫の虎太郎（こたろう）です。仕事から帰り玄関をあけると、すぐにタッタッタッと2階から階段をとび降りてきて、ひゃひゃーん (ニャ～ではない:笑)と私の足にスリスリして離れません。そのあとは謎の儀式の始まりです。寝そべった私の背中から腰まで、両前足でわしわしとこねたり撫たりしてくれます。なぜか撫でていると1歩ずつ前へ進んで行ってしまうのですが、虎太郎自信が満足するまで、1～2分はそうしています。
ネットで調べたら、これは赤ちゃんの時に母猫のおっぱいを飲む時、もみもみする習性の名残だそうです。うれしい時や安心した時に出るしぐさのようです。疲れて帰ってきた私に、最上級の「おかえり」を言っているようで、毎日のことながらかけがえのない時間でした。
実は虎太郎は、ひと月前に虹の橋を渡りさよならしました。11年間そうやっておかえりと言ってくれた存在が突然いなくなってしまいました。今でも、玄関を開けると2階から降りてくる音を思い出したり、ついつい虎太郎どこかな？と居場所を目で探してしまうことがあります。ああ…もういないんだ、と思うとつらかったです。専用クッションやご飯のお皿を片付ける時なみだが出ました。
最近やっと虎太郎の写真を見られるようになりました。今はただただ、あったかい思い出を残してくれた彼すべてに感謝です。
