けなげなしろ、今日も癒し系
しろは、すごく寂しがりやなので誰かが座るとすぐに膝の上に乗ってくる甘えん坊なんです。でも、ごはんを食べた後「しろ、歯磨きしようね」と言うと決まって椅子の下に隠れてしまいます。歯磨き中でもう～う～とうなって不機嫌になります。歯磨きがすごく苦手なのです。解放されるとすぐお気に入りのソファーに逃げていきます。本当に子供みたいで毎日癒されています。
しろは、私達が結婚してすぐ家に来たのですが、その頃はしろが中心の生活でした。その後私が妊娠し長男を出産したとき、いつも独占していた私の膝に赤ちゃんがいるのを見てすごく寂しそうな顔でショボ～ンとしていました。それを見てほんとごめんね～と涙が止まりませんでした。子供に授乳している時に足を伸ばしてやるとしろは遠慮がちに「ぼくも…」といった感じで、そっと乗ってくるようになりました。
もう息子は小学生になり、今は息子の膝の上にしろが座っています。大の仲良しになりました。しろは家族の気持ちがわかるようで、嫌なことがあってへこんでいるとそばに寄り添ってきて「大丈夫？」といった顔で見つめてくれます。みんなを癒してくれるしろのおかげで、子供たちは自分より小さく弱い子をいたわる優しい子に成長してくれました。
しろは、10歳になってもまだまだ甘えん坊で幼稚園や小学校に子供たちが行っている間、ソファーに座った私の膝の上に乗ってコロンとお腹をみせます。しばらくお腹を撫でるといびきをかいて寝てしまいます。私を独占できる時間なんです。子育てで毎日イライラしてもしろをそっと撫でていると心が落ち着き、優しい気持ちを取り戻せます。
