南のつばさの ブログ 

みんなのペット紹介・お気軽アンチエイジング

自分ファーストを封印したやさしい日々

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あっ、見つかってしもうた。

  ふうたが3歳くらいの時、父の具合が悪くなり自宅介護に手を取られることが多くなりました。それと同時期からふうたの体が所々禿げて、赤いぽつぽつが出来てきました。病院を受診したところネコカリシスに感染しているとのことで、3週間くらいステロイド投与しました。

  肌荒れの方は一向に良くなる気配もなく過ごしておりましたが、父が2週間ほど入院をしたとき、ふうたの皮膚炎が良くなり、毛が生えてきました。「構ってもらえないストレスなんだ・・・」と分かっても、父が退院し自宅にいれば介護が中心になり、またふうたの毛が抜ける症状が出てしまいました。それでも、ふうたは父が車いすに移ると、車から離れず父に寄り添ってくれたり、父の寝ているベッドに乗って、ざらざらした舌で手をなめてくれました。父は優しくなでてくれました。本人なりに父を気遣ってくれたんだと思います。

  今年9月に父が他界し、病院から家に連れて帰ってきたとき、ふうたは迷わず父の元へ飛んできて、ぐるぐる布団の周りをまわって、においを嗅いでいました。目を閉じて動かない父・・・ふうたは死を分かったのでしょうか。葬儀が終わった日からベッドを確認することは無くなりました。いつしかふうたの脱毛は消えていました。今まで彼なりに我慢してくれてたんだなと感じました。

  今は冬の寒空の下、庭の植木の周りでひとり遊びをしています。家の中ではいつも私の傍に寄り添ってくれています。

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寒い外で遊んだあとのストーブ前の独占!最高にしあわせにゃ!