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感情日記を書いて心をささえよう!

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感情日記は体と心の不調の緩和に役立ちます!

 

 世界中の医療機関が注目しています。実験的に取り組みがなされ効果が確認されてきました。

精神科医である最上悠医師は、「血圧の上が170超という危険な患者がいて、薬を調整しても下がりませんでした。ところが薬を変えずに感情日記を書き始めて、3週間後には100台前半まで正常化。効果は本物と確信し、気軽に書ける感情日記を患者さんに勧めるようになりました」と述べています。

 

 

感情日記とは

感情日記を書いて心の奥底の感情を放出します。テーマは何でもOK。とくにルールはありません。嬉しかったこと、楽しかったこと、悲しかったこと、怒ったこと、他の人についてなど、感情や気持ちをそのままノートに書いていきます。何でも書いていきます。紙の上でも、スマホやPCのメモ機能でも構いません。誤字脱字なんて気にしない。感情をぶつけることが大事です。書きながら号泣する人も少なくないそう。

 

 

2つのメリット

心の苦悩が緩和し、そのあおりで崩れていた自律神経系・内分泌系・免疫系のバランスが回復します。結果、病気や体調不良が改善するというのです。ストレスの影響が大きい高血圧は、中でも効果が顕著に表れる可能性があるのです。

 

書くことによって、つらい感情を受け入れると、人は驚くほど前に進むことができるのです。感情日記を書き続けていると自分の心の奥にある感情が表面に浮上してくるのを感じます。当然、ポジティブな感情ばかりではなく、向き合いたくないようなネガティブな感情も表面に出てきます。書いていると昔の体験や記憶が思い出されるかもしれません。この記憶は今の感情や性格にすごくリンクしているのがわかるようになります。

いい記憶ばかりではありません。思い出したくないものもあります。そちらの方が多いです。

 

つらい感情を書いた後に、

・自分はどうなりたいのか

・どんな生活を実現したいのか

・理想の人生って?

これも書きましょう。

これからどう生きればよいのかが見えてきます。

 

 

心と感情のコントロールができます

感情日記はストレスのはけ口になりますし、自分をよく知ることができます。感情が安定してきます。カーッとなる気持ちをやわらげ、落ち込んでも回復が早くなります。結果として、高血圧をはじめ、他の疾患の症状が軽減されます。

 

奥底に潜んでいた感情に気づきます。「こんなことに苦しんでいたのか・・・」「こんな願いがあったんだ・・・」と自分についてよく知ることができます。

自分をどう変えると良いかわかってきますので、人生を変えるきっかけになります。抱えている問題はすぐにはなくなりませんが、問題に対処していこうという意欲が出てきます。ポジティブになれます。

 

 

気負わずに続けましょう

2、3日でやめては効果がありません。でも毎日書かなきゃと思う必要はありません。記録ではなく、自分の書きたいと思うときに書きましょう。生活の一場面に組み込んで感情日記を書いていきましょう。

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まとめ

感情日記は誰かに見せるものではなく、自分の感情をノートに写したもので、自分の分身です。何でも書いてみましょう。

嬉しかったことや感謝したいことを書くと、心が温かくなり元気が出ます。体にも良い作用があります。

動揺したり不安になったらその気持ちを書きだしましょう。書いた後、気分がすっきりし落ち着けます。ある意味、副作用のない薬となりますし、ポジティブに生きられるよう後ろから後押ししてくれます。